「日本一、仕事の話をしないコワーキング」。東京から地方へ移住し、大自然の中で『大人の遊び場』を耕す神崎拓也の生き方。
質問者
神崎さん
周りからは、よく**「永遠の少年がそのままスーツを着ずに大人になったような人」**と言われますね(笑)。
昔から、面白いと思ったことには後先考えずに飛び込んでしまうタイプで。仕事と遊びの境界線がほとんどないので、いつも何かしら新しい遊び(=事業)を企んでは、周囲を巻き込んで面白がっています。
「満員電車と徹夜の日常」をリセット。仕事の生産性を究極に引き上げるのは、都会のビル群ではなく「森のノイズ」だった。
質問者
神崎さん
そこで一度すべてをリセットしようとこの街に移住し、パソコンを持って森の中で仕事をしてみたら、驚くほどアイデアが湧き出て、仕事が2時間で終わった。そのとき「人間を本当にクリエイティブにするのは、コンクリートの壁じゃなくて、風の音や木漏れ日といった『心地よいノイズ』なんだ」と確信したのがきっかけです。
移住直後は、「東京から怪しいやつが来た」と地元で警戒されましたが、めげずに地元の祭りの手伝いや草刈りに這いつくばって参加し続けました。諦めなかったのは、とにかくこの土地の自然と、そこから生まれる圧倒的な「余白の心地よさ」を信じていたからですね。
ただの作業場ではない。WiFi完備のテラス、サウナ、そして夜は満天の星空の下での語らいがセットになった「BASE-CAMP」。
質問者
神崎さん
一番人気は、企業の開発チームやスタートアップ向けの**「2泊3日のオフサイト焚き火合宿プラン」**です。
昼間は集中してコードを書いたりミーティングをしたりして、夕方からはサウナで脳をほぐす。そして夜は焚き火を囲みながら、普段のオフィスでは話せないような「組織の未来」や「本当に作りたいもの」について本音で語り合う。仕事とリフレッシュを高次元で融合させた体験を提供しています。
リモートワークが生んだ「画面越しの冷めた関係」。焚き火の炎が、分断されたチームの「体温」をもう一度呼び覚ます。
質問者
神崎さん
チャットやオンライン会議だけだと、業務連絡以外の「雑談」や「無駄なひらめき」が消えてしまうんですよね。
私たちは、そんな画面越しでカサカサに乾いてしまった関係性に「体温」を取り戻すサポートをしています。同じ火を見つめ、一緒に薪を割り、サウナで汗を流す。言葉にする前の「気配」を共有することで、組織の心理的安全性が劇的に向上し、合宿後の業務パフォーマンスや離職率の改善に直結したという嬉しい声をたくさんいただきます。
スマートな「ワーケーション」へのアンチテーゼ。あえて不便を混ぜ合わせることで、眠っていた五感を覚醒させる。
質問者
神崎さん
例えば、バーベキューの火は自分たちで火起こしをしてもらいますし、サウナの薪入れもセルフです。
効率だけを求めるなら、スイッチ一つで温まる電気式のヒーターや、ケータリングを頼めばいい。でも、あえて「手を動かす不便さ」を体験してもらうことで、普段パソコンの画面と向き合って眠っていた人間の五感がバチバチに目覚めるんです。この「五感の覚醒」と、私が前職で培った「チームビルディングのワークショップ設計」が組み合わさっている点が、他社には絶対真似できない特徴です。
崩壊寸前のスタートアップが、2泊3日の「薪割り」で完全復活。全員が同じ方向を向き直した、奇跡のディスカッション。
質問者
神崎さん
重苦しい空気のまま私たちの施設に来られたのですが、最初の2日間はあえて仕事の話を禁止にしました。ただ一緒に山を歩き、ひたすら薪を割り、サウナに入ってもらったんです。
すると3日目の朝、全員の表情がすごく柔らかくなっていて。最後のディスカッションで、社長が「実はみんなに言えなかった不安があった」と涙ながらに告白したのをきっかけに、全員が堰を切ったように本音を語り合いました。結果、組織の分裂は回避され、新体制として団結。翌年には見事に大型の資金調達を達成されました。あのとき、焚き火の煙の向こうで皆さんが肩を組んで笑っていた姿は、今でも忘れられません。
「よそ者」から「祭りの主戦力」へ。都会のクリエイターと地域の頑固親父を、熱いサウナと冷たい川の水がつなぐ。
質問者
神崎さん
地域の伝統行事である秋祭りの神輿担ぎに志願して泥だらけになったり、地元の猟師さんからジビエの捌き方を教わったり。
最近面白かったのは、私たちのサウナイベントに、地元のちょっと頑固な農家のおじさんたちを招待したことです。最初は「サウナなんて……」と言っていたおじさんたちが、水風呂代わりに近くの川に飛び込んで、東京から来た若いITエンジニアと「ととのい」ながら、地元のこれからの農業について熱く語り合っていた。地域と都会、相反する二つのコミュニティが自然な形で溶け合う瞬間を作れたことが、最高に嬉しかったですね。
仕事と遊びをグラデーションにする。人生の主導権を自分の手に取り戻すための「逃げ場所」でありたい。
質問者
神崎さん
タスクをこなすだけの毎日や、ただ生き残るためだけの労働は、人生を退屈にさせます。「仕事のために生きる」のではなく、「遊ぶように働き、働くように遊ぶ」という境界線のないグラデーションを作りたい。
私たちのコワーキングは、単なる『作業スペース』を提供しているわけではありません。訪れた人が「あ、こんなに自由に適当に、でも熱く生きていいんだ」と、人生の主導権を自分に取り戻すためのシェルター(逃げ場所)でありたい。その本質だけは、ビジネスが大きくなっても絶対にブレずに守り続けたい価値観です。
「森の村」をまるごとコワーキング化。ツリーハウスオフィスと、地域を結ぶサステナブルなエコシステム構築へ。
質問者
神崎さん
大きな一つの建物に集まるのではなく、森の中に点在するツリーハウスがそれぞれ個室のオフィスになっていて、吊り橋を渡って会議スペースへ移動するような、大人の秘密基地みたいな村です。
もちろん、使用する電力はすべて太陽光やバイオマス発電でまかない、森の木々を間伐しながら持続可能な形で運営する。ここに1週間滞在したら、新しい事業プランが3つくらい勝手に生まれてしまうような、世界で一番ワクワクする「森のワークビレッジ」を作るのが直近の大きな目標です。
地方移住・二拠点生活を加速させるイノベーター求む。デベロッパーや人事担当者と組む、全く新しい「働き方」の社会実験。
質問者
神崎さん
「社員のメンタルヘルスケアを、従来のカウンセリングではなく、自然の中でのワークとサウナで解決する」といった、斬新な福利厚生プログラムを一緒に開発したい。
また、地方への本社移転やサテライトオフィス開設を検討している企業のコンサルティングも行っています。「自社でもこんな温かみのある場を作りたい」という企業様がいれば、僕たちのノウハウをすべてお渡しして伴走しますので、ぜひ一緒に社会実験をしましょう!
「正解を探すのをやめて、全力で遊ぼう」。疲れたら、いつでも森の焚き火を温めて待っています。
質問者
神崎さん
効率や売上ばかり気にして、自分の心がワクワクすることを忘れてしまったら、良いサービスなんて絶対に作れません。
もし今、少しでも息苦しさを感じているなら、スマートなビジネススーツを脱いで、私たちの森へ遊びに来てください。何も決めず、ただ焚き火の炎を見つめて、美味いビールを飲む。それだけで、明日からのあなたのビジネスは確実に面白くなります。いつでも森を温めて待っていますよ!