「100年の職人技」×「変化を恐れない心」。伝統のあんこ技術を武器に、現代の健康志向へ寄り添う4代目・白川葵の挑戦。
質問者
白川さん
私の強みを一つ挙げるなら、**「1級和菓子製造技能士の技術を持ちながら、伝統に全く固執しない柔軟さ」**ですね。
幼い頃から職人である祖父や父の背中を見て育ち、私自身も職人としての厳しい修行を積んできました。だからこそ、伝統製法の「絶対に崩してはいけない核」がどこにあるかを深く理解しています。その上で、時代の変化に合わせて、材料や売り方を大胆に変えていく決断力が私の強みだと思っています。
「日本の伝統食は、もっと世界に優しくなれる」。小麦と乳製品アレルギーの友人が流した涙が、ブランド誕生の原点。
質問者
白川さん
彼女が日本に遊びに来た際、「伝統的な和菓子ならアレルギー物質が少ないから食べられるかも」と、実家のあんこを食べてもらったんです。そうしたら、彼女が涙を流して「こんなに甘くて美味しいものをアレルギーを気にせず食べられたのは初めて!」と感動してくれて。
一方で、当時の和菓子業界は後継者不足や市場縮小で衰退の一途をたどっていました。「世界中の誰もが安心して食べられる、最高に美しい和スイーツを作れば、実家の暖簾も、日本の和菓子文化も救えるかもしれない」。そう確信した瞬間が、私の背中を強く押してくれました。
植物由来100%で紡ぐ、色鮮やかな新感覚スイーツ。罪悪感ゼロで美しさを楽しむ「Aoi-no-Wa(あおいのわ)」の世界。
質問者
白川さん
代表作は、米粉とアーモンドプードル、そして白あんで作ったしっとり生地で、オーガニックフルーツや特製の抹茶餡をサンドした「和カロン(和風マカロン)」です。
乳製品、卵、小麦、白砂糖を一切使わず、ビーツやクチナシなどの天然素材だけで着色した、非常にカラフルで目にも鮮やかなスイーツです。健康維持のためにグルテンを控えている方や、動物性食品を避けているヴィーガンの方、そして「可愛いお菓子で贅沢なティータイムを過ごしたい」というすべての女性をターゲットにしています。
「お祝いの席で、うちの子だけ違うおやつ」。そんな寂しい思いを解消する、家族全員の笑顔をつなぐ特別なケーキ。
質問者
白川さん
「誕生日に、主役である我が子だけがアレルギー用の特別に作られた(味や見た目が少し控えめな)お菓子を食べ、他の家族は普通のケーキを食べる」という状況に、ずっと胸を痛めてこられたお母様が本当に多いんです。
私たちは、「アレルギー用だから味を妥協する」のではなく、「アレルギーがない人が食べても、感動するほど美味しいお菓子」を作っています。当店のスイーツを真ん中に置くことで、家族みんなが『美味しいね!』と同じものを分け合って、笑顔で同じ時間を共有できる。その心の課題を解決することこそが、私たちの存在意義です。
「ヘルシーだけど物足りない」を覆す。大正から磨き続けた独自製法の「生あん」が引き出す圧倒的なコクと深み。
質問者
白川さん
ヘルシー系のお菓子にありがちな「どこかパサパサしている」「甘みが物足りない」という弱点を、私たちは100年磨き上げた和菓子の「あんこ技術」で完全に克服しました。
特に当社の白あんは、北海道産の契約農家の白いんげん豆を使い、職人が皮の残り具合を極限までコントロールしながら丁寧に炊き上げる「生あん」を使用しています。これにより、バターや生クリームを使わなくても、驚くほど濃厚でクリーミーなテクスチャーと、上品なコクを引き出すことができるんです。「言われなければヴィーガンだと気づかない」と言っていただけるクオリティが、最大の強みです。
「お母さん、私みんなと同じものを食べてる!」。初めてのホールケーキを囲んだアレルギーの女の子と、その家族の記念日。
質問者
白川さん
当日、ケーキの箱を開けた瞬間、女の子はあまりの可愛らしさに歓声をあげてくれたそうです。そして、切り分けられたケーキを一口食べて、**「お母さん、私もお兄ちゃんと同じ、綺麗で美味しいケーキを食べてるよ!」**と大喜びしてくれたと。
後日、お母様からお手紙をいただいたのですが、「これまで誕生日が来るたびに、娘に寂しい思いをさせているのではないかと自分を責めていました。でも、人生で初めて家族全員で同じケーキを取り合って食べました。一生の思い出です」と書かれていて……。読みながら私もスタッフも、涙が止まりませんでしたね。
「不揃いの果物」が、極上のスイーツに変身する。地元の有機農家と二人三脚で挑む、おいしい地方創生の形。
質問者
白川さん
例えば、地元のイチゴ農家さんから「味は抜群なのに、形が不揃いだったり小さかったりするだけで廃棄されてしまうイチゴが毎年大量に出る」という相談を受けたことがあります。
そこで私たちは、そのイチゴを買い取り、じっくり低温乾燥させて風味を凝縮し、和カロンのジュレやクッキー生地に練り込みました。農家さんにとっては適正価格での買い取りによるフードロス削減になり、私たちにとっては新鮮で極上のローカル素材を手に入れることができる。この「誰も損をしない、地域循環型のモノづくり」が、今一番力を入れている関わりです。
「暖簾(のれん)を耕す」。古いこだわりを否定せず、新しい感性と対等に響き合わせる4代目の組織論。
質問者
白川さん
よく「古いものと新しいものは対立する」と言われますが、それは間違いだと思います。長年実家を支えてくれたベテランの和菓子職人たちの技術やプライドを絶対に否定してはいけません。
私が意識しているのは、ベテランの『手仕事の技術』と、若いスタッフやデザイナーの『感性・アイデア』がフラットに響き合う環境を作ることです。「マカロンの生地に白あんを混ぜるなんて」と最初は怒っていた職人も、実際に若い世代が喜ぶ姿や、アレルギーの子供たちが笑顔になる姿を見て、今では誰よりも楽しそうに新しいレシピを考案してくれています(笑)。関わる全員の多様性をリスペクトすることが、私の経営の軸ですね。
「WAGASHI」を世界の共通言語に。パリ・ニューヨーク進出と、五感で楽しむ「体験型モダン茶室」の未来図。
質問者
白川さん
そして5年後には、地元にある古い木造の蔵をリノベーションして、お茶のペアリングとともに和スイーツの製造工程をガラス越しに見られる**「五感で楽しむ体験型モダン茶室ファクトリー」**を作りたいです。
ただお菓子を買う場所ではなく、「日本の職人技術とオーガニックライフが融合した最先端の場所」として、世界中から人が集まるような地域のランドマークにしたいと考えています。
ヘルシーで美しい「おもてなし」を共に。高級ホテルや結婚式場、ウェルネスブランドとの新しい出会いを求めて。
質問者
白川さん
例えば、オーガニックホテルでのウェルカムスイーツとしての導入や、アレルギーを持つゲスト向けにこだわりのメニューを提供したいと考えている高級ブライダル式場様。また、ヴィーガンメニューを強化したいカフェやレストランの運営会社様とも相性が良いと思います。
私たちは単なるお菓子の卸売りではなく、その施設のストーリーに合わせた「オリジナルコラボ和スイーツ」の共同開発も得意としています。新しい「おもてなし」の形を一緒に作れるパートナー様は、ぜひお声がけください!
「お菓子は、心をつなぐ魔法のツール」。アレルギーの不安も、これからの挑戦も、まずは美味しいお茶を飲みながら。
質問者
白川さん
「アレルギーがあって、贈り物選びにいつも困っている」という個人のお客様から、「自社のサービスに上質なヘルシースイーツを取り入れたい」という事業者様まで、どんなことでも最初は「こんなお菓子が食べてみたいんだけど!」というカジュアルな声かけで大丈夫です。
お菓子は、人と人の心をつなぐ魔法のツールです。難しく考えず、まずは私たちの可愛い和スイーツを眺めて、美味しいお茶を飲むようなリラックスした気持ちで、気軽にお話ししましょう!ご連絡を心よりお待ちしております。