インタビュー

泥臭く、美しく。地域の頼れる「Webの町医者」として、地方の中小企業のデジタルシフトに伴走する佐藤健太の現在地。

今回の推し社長

佐藤健太

株式会社ローカルリード

代表取締役

佐藤健太

泥臭く、美しく。地域の頼れる「Webの町医者」として、地方の中小企業のデジタルシフトに伴走する佐藤健太の現在地。

質問者

質問者

本日はよろしくお願いします!まず、佐藤社長ご自身と会社について、初めての方に向けて自己紹介を兼ねて、ご自身のお仕事を「一言」で表現するとしたらどんなお仕事なのか、教えていただけますか?

佐藤健太

佐藤さん

ご紹介ありがとうございます、株式会社ローカルリードの佐藤です。私たちはこの地域で、中小企業や個人事業主の方々のWeb制作や業務効率化の支援をしています。

自分たちの仕事を一言で表すなら、私たちは**「Webの町医者」**ですね。大手のコンサル会社のように「数百万かけて大がかりなシステムを入れましょう」という提案はしません。

「ホームページのここを少し変えたい」「手書きの伝票をなんとかスマホで管理できないか」といった、日々の小さなお困りごとに徹底的に寄り添い、処方箋を出す。そんな身近な存在として、デザインからシステム開発まで一貫してサポートしています。

「家業」を「事業」へ。突然の事業承継から、ITを武器に地元の企業を救う決意を固めるまで。

質問者

質問者

「町医者」という表現、すごくしっくりきます!佐藤社長はどのようなきっかけで、この事業を始められたのでしょうか。元々創業された会社を引き継がれた形なのですか?

佐藤健太

佐藤さん

実は、2代目の事業承継なんです。先代である父は看板や印刷物のデザイン会社を経営していました。私が20代後半のときに父が体調を崩し、急きょ事業を引き継ぐことになったのが始まりです。

当時は紙媒体の需要がどんどん減っている時期で、会社も厳しい状況でした。そこで、私が得意だったプログラミングやWebデザインのスキルを掛け合わせて、看板屋から「地域のデジタル支援企業」へと、半ば強制的に第二創業のような形でリニューアルしたんです。

最初は古くからのお客様に「Webなんてうちには関係ない」と言われ続けましたが、泥臭く提案を重ねていくうちに、少しずつ信頼をいただけるようになりました。

「高額なツールは不要」。まずは月額1万円から始める、身の丈に合ったスモールスタートのWeb活用法。

質問者

質問者

第二創業としてのスタートだったのですね。現在、御社が展開されている具体的なサービス内容について、初めての方にも分かりやすく教えてください。まず何から相談するのがおすすめですか?

佐藤健太

佐藤さん

私たちは、Webサイトの制作、Stripeなどの決済システムを導入したサブスク管理システムの構築、そして日々の業務を自動化するツール作成まで幅広く行っています。

初めての方におすすめしているのは、初期費用を極限まで抑えた**「1ページ限定のWeb診断&ランディングページ(LP)制作」**です。

いきなり何十万、何百万もかけて立派なホームページを作る必要はありません。まずは「自社の強みが1枚で伝わるWeb名刺」のようなページを作り、そこにお客様がどう集まるかを検証する。初期コストを最小限にして、売上が立つ仕組みを一緒に体験してもらうスモールスタートを推奨しています。

「何がわからないかも、わからない」。迷子の経営者が最後にたどり着く、駆け込み寺としての相談窓口。

質問者

質問者

小さく始めて効果を実感できるのは、事業者にとって非常にありがたいですね。相談に来られるお客様は、元々どのような悩みを抱えていらっしゃるのでしょうか。

佐藤健太

佐藤さん

最も多いのは、実は「何がわからないかもわからない」というお悩みです。「周りがみんなインスタやネット広告をやっているから、うちも何かやらなきゃいけない気がするけれど、何から手をつければいいのかさっぱり……」という状態ですね。

だからこそ、最初の相談はITの話ではなく「普段、どうやってお客様を集めていますか?」「何をしている時間が一番忙しいですか?」という、泥臭い業務の棚卸しから始まります。

「システムを入れること」が目的ではないので、じっくりお話を聞いて、「今はWebサイトを作るより、公式LINEを1つ作ったほうが解決しますよ」と、最もシンプルで効果が出る方法を提案しています。

「開発者の自己満足はいらない」。徹底してユーザー視点に立ち、専門用語を一切使わない安心の対話スタイル。

質問者

質問者

システムを入れることが目的ではない、というのは心強いです。数あるIT会社の中で、御社が選ばれている一番の理由、他社との大きな違いはどこにあるとお考えですか?

佐藤健太

佐藤さん

開発者側の自己満足や都合を、絶対にユーザーに押し付けないことです。

私たちは、システムの使いやすさ(UX)を最優先にします。どんなに裏側のコードが綺麗でも、管理画面が使いにくかったり、エンドユーザーが迷ったりしたら意味がありません。

そして、対話の際にも「API」や「フレームワーク」といった専門用語は一切使いません。「このボタンを押したら、こう動きます」「メールが自動で届くようになります」と、お客様の言葉で話す。この「開発の引き出しは広く持ちつつ、徹底的にお客様目線に噛み砕いて提供する姿勢」こそが、他社にはない私たちの強みだと自負しています。

「紙と電話」の戦いから脱却。福祉施設の複雑な紹介業務をデジタル化し、スタッフの残業を月30時間削減した劇的ビフォーアフター。

質問者

質問者

徹底したユーザー目線ですね。これまでに手がけたプロジェクトで、特に印象に残っている事例を1つ教えていただけますか?

佐藤健太

佐藤さん

地元で障害者就労支援事業(就労継続支援B型)を運営されている施設様の事例ですね。

それまでは、見学者や体験者の情報、紹介元である相談支援専門員とのやり取りがすべて「手書きのノート」と「電話」で管理されていました。情報が属人化し、進捗確認のたびに電話をかけ直すなど、スタッフの方々の負担が非常に大きかったんです。

そこで私たちは、現場のスタッフがタブレットで直感的に進捗を更新できる、シンプルな顧客・紹介案件管理システムを構築しました。

結果として、スタッフ間の情報共有ミスがゼロになり、紙の台帳を探す手間もなくなりました。月平均で**「スタッフ1人あたり30時間の残業削減」**につながり、「利用者さんと向き合う時間が劇的に増えた」と本当に喜んでいただけました。

この街に「稼げる仕事」を。ローカルだからこそ生まれる、信頼のネットワークと恩返しの循環。

質問者

質問者

業務削減だけでなく、本来の「利用者と向き合う時間」を作れたのは素晴らしいですね。御社はこの地域に深く根ざして活動されていますが、この街で事業を続ける理由や、大切にしている関わりはありますか?

佐藤健太

佐藤さん

やはり、お世話になった地元への恩返しですね。地方は人口減少や少子高齢化の直撃を受けていますが、この街には素晴らしい技術や熱意を持った事業者様がたくさんいます。

ただ、情報発信や効率化のノウハウがないために、本来得られるはずの売上や機会を逃してしまっている。

「地方だからできない」を無くしたいんです。デジタルをほんの少し掛け合わせるだけで、地域の小さなお店や企業でも、日本中、あるいは世界中とビジネスができるようになります。この街の産業を元気にして、次の世代が「この街で働きたい」と思える雇用や環境を残していきたい。それが、私がこの場所にこだわる理由です。

「最新のテクノロジー」と「昭和の泥臭さ」。相反する2つのギアを使いこなす、佐藤健太の譲れないプロ意識。

質問者

質問者

地域への強い愛と使命感を感じます。そんな佐藤社長が、経営者として、また一人のプロフェッショナルとして、仕事をする上で「これだけは譲れない」という価値観は何でしょうか。

佐藤健太

佐藤さん

**「最先端の効率化を裏で回しながら、表では超アナログに動く」**というバランスです。

私たちはAIツールや最新のコード生成技術、フレームワークをフル活用して、通常の何倍ものスピードでシステムを爆速開発します。そこを徹底的に合理化して浮かせた時間とコストは、すべて「お客様と直接会って対話し、現場を深く観察する時間」に投資します。

「チャットツールだけでスマートに仕事を終わらせる」ような格好良さは、地方の現場では通用しません。汗をかいて現地に行き、紙の台帳を見せてもらい、一緒にコーヒーを飲みながら本音を聞く。この泥臭さと最先端の掛け算こそが、私の一番譲れない価値観ですね。

ローカル企業の「IT部門」をまるごと引き受ける。3年後に目指す、地域におけるデジタル支援のインフラ化。

質問者

質問者

スマートさと泥臭さのハイブリッド、まさに最強のスタイルですね!それでは、今後3年後、5年後に向けて、会社をどのように成長させていきたいか、展望をお聞かせください。

佐藤健太

佐藤さん

3年以内には、この地域のすべての中小企業にとっての「社外IT事業部」のようなポジションを確立したいと考えています。

多くの中小企業には、IT専任の社員を雇う余裕はありません。だからといって、都会の大きなIT会社に高い月額料金を払い続けるのも現実的ではない。

そこで、「困ったことがあれば、まずはローカルリードの佐藤に電話しよう」と真っ先に思い出してもらえるような、水道や電気と同じレベルの『インフラ』になりたいですね。システムの保守だけでなく、新たな事業アイディアが出たときに一緒にプロトタイプを作って検証できるような、最高のパートナーシップを100社、200社と広げていきたいです。

求む、「現場のリアルな課題」を持つ事業者。システムをただ納品するのではなく、共に事業を作るパートナー募集。

質問者

質問者

頼れるITインフラ、非常に心強い存在です。今、新しくつながりたい方や、協業したい業種などはありますか?

佐藤健太

佐藤さん

「解決したい具体的な悩み」がある事業者様はもちろん、地域の「税理士」や「中小企業診断士」といった、企業の懐に入って経営相談に乗られている士業の先生方とぜひ協業したいですね。

先生方がクライアントから「業務をデジタル化したいが、誰に頼めばいいかわからない」と相談を受けた際に、私たちの出番です。

私たちは指示されたシステムを作るだけの『下請け開発会社』ではなく、課題抽出から一緒に伴走するチームですので、先生方のクライアントの満足度を何倍にも引き上げる自信があります。ぜひ気軽にお声がけいただきたいですね。

「こんな小さなことを聞いてもいいのかな?」と迷うあなたへ。最初の相談は、いつでも雑談から始めましょう。

質問者

質問者

ありがとうございます。それでは最後に、このインタビューを読んでいる読者、特にデジタル化に悩んでいる地元の経営者の方に向けてメッセージをお願いします。

佐藤健太

佐藤さん

「こんな些細なことを聞いて、笑われないだろうか」「まだ何も決まっていないのに連絡していいのかな」と迷われているなら、ぜひその状態のままで私に連絡をください。

パソコンの操作方法がわからない、というレベルでも大歓迎です。

私たちは、あなたを置いてけぼりにするような難しい言葉は一切使いません。「ちょっと作業のやり方を変えて、楽になりたいな」というその気持ちだけで十分です。まずは美味しいコーヒーを飲みながら雑談をする感覚で、お気軽にお話ししましょう!

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